複式慕記

漫画本棚の記録。ご案内は「本棚の目録・リンク」より。Twitter:やっさん(@rare_and_baked)

本棚【不思議/感性】【不思議/理性】

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(写真はH30.5.9付)

・H30.7.15仕訳『むかしこっぷり(KADOKAWA)』おくやまゆかを【不思議/感性】の本棚に追加

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(写真はH30.5.9付)

・H30.8.11仕訳『LIMBO THE KING(講談社)』田中相を【未分類】から【不思議:理性】の本棚に振替

・H30.8.7仕訳『イワとニキの新婚旅行(秋田書店)』白井弓子を【未分類】から【不思議:理性】の本棚に振替


〈摘要〉所感

SF分野の熱心な読者ではない。因果関係の作法ついては、興味が薄い。印象的な一コマさえあれば、前後の辻褄は必ずしも合わなくてよいと考えながら作品にあたる傾向がある。この「印象的な」を私の中で言い換えると「不思議」。一目で分からないが、何かを確信し胸が高鳴る。自分の理解の外に出て漫画を読みたい。

一方で、検算が終わった帳簿にも、静謐な美しさが宿ると思う。適正に処理され、恣意性が極力排除されたものほどそう感じる。数十年前の手書きの帳簿を見せてもらったことがあるが、神社にお参りした時ような崇高な心持ちがした。自然科学的な、石を愛でる感じにも近いのかもしれない。

『pet』も『宝石の国』も、この漫画でしか体験できない感覚があり、わりと頭が固い私にもその一端に気づけるように描かれている。あまり畏まりすぎても良くないのかもしれないが、読書のあいだ自然と敬意がわいてくる作品だ。