複式慕記

漫画本棚の記録。ご案内は「本棚の目録・リンク」より。Twitter:やっさん(@rare_and_baked)

本棚【電話・手紙・浮気】

※H30.8.14本棚作成

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 (写真はH30.8.14付)

・H30.8.18仕訳『阿吽(小学館)』おかざき真里の一部を【アイドル・宗教】から【電話・手紙・浮気】の本棚に振替

 

《摘要》所感

電話や手紙の好きなシーンがある漫画を集めた。

『もしもし、てるみです。』は良い漫画。読み返すたびに面白い。好きなところを無限にあげられる。

『はびこる愛』収録の『ママール・フ・モモール、なりに』に、とある女性が旅先から友人に宛てた手紙が誤配達されてくる話がある。恐らく主人公のママールはこの手紙を開封しなかっただろうが、作中ではその紙面がたどられており、ボタニカという国の風物や、友人へのたわいない気遣いがえがかれている。人の思いと芸術との境界に触れるような美しい作品だと思う。

『そこをなんとか』の5巻は、東海林先生が電話と営業スマイルを駆使して有能さを発揮する19話が良い。慣れないことするもんじゃないと、後からどっと疲れているところも東海林先生らしい。

『A子さんの恋人』は、ヒドい言葉をケラケラ投げつけ合う2巻も大好きですが、特に性格が悪いふたり(U子とA太郎)が心底めんどくさそうに電話の受け答えをする3巻のくだりも味が出てていいなあと思う。

電話や手紙のシーンでは、人物同士のプライベートなやりとりを、相手に伝えることがある前提で描くことになる。漫画の間や雰囲気についての作者のこだわりが特に色濃く出るように思う。