複式慕記

漫画本棚の記録。ご案内は「本棚の目録・リンク」より。Twitter:やっさん(@rare_and_baked)

平成30年度仮決算(1〜10月の新刊漫画セレクト)

今年もあと一月半、

「俺マン2018」のチョイスに

頭を悩ます時期になってきました。

下記は110月発売の作品から選んだ34作品。

ここから、年末にかけての作品と合わせて

10作品前後に絞り込んでいきたい。



【単行本1巻が発売された作品】

秋★枝『起きてください草壁さん

品質と信頼の秋★枝先生

学臣さんはミラクルジャンプの方が見慣れた感じ

中身はどちらも安定の良さ


朝倉世界一『モリロクちゃん』

六つ子の赤ちゃん

喃語かわいい


新井英樹KISS 狂人、空を飛ぶ』

この絵、頭の中のことを絵にするとこうなるのか

そもそも人間に中身はあるのかないのか、うーん

絵の新聞(責任編集:新井英樹)という感じか


入江喜和『ゆりあ先生の赤い糸』

過去と同じような、生きづらい思いはするけど

今の方が見識が広がっている

そんな中でも途方にくれることがある

入江先生が漫画にしてくれるこの感覚に

奥歯をぐっと噛みしめたり緩めたり

読むと気持ちが入ります


中村明日美子『王国物語』

4

元ハン族の執事

世界一美しい横顔だと思う


・まるかわ『よろずの候』

くせのある掛け合いや、ズレた間の悪さが

妖怪が身近にいる世界観ととても良く合っている

誰もうまく描けてなかった距離感だと思う

(たぶん)

よろずのこと(まるかわ先生WEBサイト)↓

http://marukawa.web.fc2.com/yorozunokoto/




【最新刊が発売された連載作品】


市川春子宝石の国

8巻の溶けて煙る月の世界

9巻で語られた先生の存在意義

凄いもの読んだ


小山愛子舞妓さんちのまかないさん

キヨさん良いですよね

ちょっとホッとしたい時に読みます


近藤聡乃A子さんの恋人』

5巻、作中の漫画がまた良い読み味

いま一番新刊が待ち遠しい

行けA


新久千映ワカコ酒

11巻、巻数を重ねて

ワカコさんのモノローグが職人芸の域に

詩情があって気安い、毎度すごいと思う


・ひらのりょう『FANTASTIC WORLD

2

メンタルぶっちぎろう


・フォビドゥン澁川『スナックバス江』

面白い

タツ


水沢悦子『ヤコとポコ』

4巻、胸が熱くなった

りんりん先生とマダム撫子先生


・泰三子『ハコヅメ』

面白い

上司が部下をてめぇら呼びするくだりが特にツボ

川合ちゃんたくましい


ヤマシタトモコ『違国日記』

共同生活も団体行動も

チームプレイも苦手な身としては

槙生の感じる鬱陶しさに共感

嫌なことはできるだけしない

そういうスタンスだからこそ

一緒に暮らせる間柄を

ヤマシタ先生が漫画にしてくれた


・山本章一『堕天作戦』

4

あの竜はギャグかと思ってた

サンドウェッジ強い




【完結作品】

安藤ゆき町田くんの世界

読み返すと安心します


池辺葵プリンセスメゾン

要さん


伊藤理佐おいピータン!!

好きな作品は、と聞かれてまずあげる漫画

人間味が詰まってる

渡辺さんの下の名前は

「おい×1」ではわからないまま


・岩井勇樹『ミスター残念賞』

人物もダンスも迫真の描写

性格悪いキャラが良い

毎回更新が待ち遠しかった

LL hydrogen(岩井先生WEBサイト)↓

https://llhydrogen3.amebaownd.com


水沢悦子『もしもし、てるみです。』

スピリッツの巻末が楽しみでした

みっくんがすげーいい奴

牛田さんのメンタルに

小保山さんの面倒くささを足すとほぼ私

エロさはすけべ心でもカモフラージュでもある

傑作だと思います




【単巻作品】

逢坂みえこ『獣医者政宗捕物帳』

とても好き


・おくやまゆか『むかしこっぷり』

記憶を記憶として描くことで

生々しさがあるのに、どこか遠く

手の届かない感じがある

だからこそ、ここまで深いところで共感できるのだろう

この作品を読んでから

自分と漫画との距離をより考えるようになった


Q.B.Q.『古本屋台』

屋台で古書を売る、買取もする

弟子を取らない達人と、読書の信奉者たち

このおやっさんに一目置かれたいという気持ちは分かる


・斎藤潤一郎『死都調布』

確実に良いのだけどよく分からない


齋藤なずな『夕暮れへ』

個人的に今年の一番はこの作品

漫画でこのような心境が描けるものかと感動しました


・杉谷圭吾  『映画大好きポンポさん2

ジーン君が開き直って

いい意味で人でなしに

あえて言いたい「2の方が好き」


・スクイテン&ペータース『パリ再訪』

このコンビは「巨匠」と呼んで間違いない

話も絵もスケールがでかくてカッコいい

ファンです


・瀬下猛『ショート黒松』

今年出たグッとくる漫画と言ったらこれだろう

野球やってたので思い入れもある

ショートは確かにああいう感じのヤツだ


・ティリーウォルデン『スピン』

競技のスケートについてはほとんど知らなかった

半自伝

感情だけ共感するのではなく

相手と自分の生き方に

いつか考えが及べばいいなと、

自伝ではないもう半分の方に

そんな励ますような想いが感じられた


panpanya『二匹目の金魚』

今作もどの話も良かったけど、

かくれんぼの話が一番印象に残ってる

すき間を見つけた嬉しい気持ちから

考えを進めるうちに、妙な感慨に至る感じが良い


平方イコルスン『うなじ保険』

イコルスン先生は字が多くてOK

全部手書きっていうのも良い

とっさの掛け合いを熟考して練り上げた感じが好き


・昌原光一『ひなつば』

幕末の道場

師である父、剣友の琴女、亡き母を知る弥生様

本性と気骨が試されるとき、何を思うか


・むんこ『春と秋について』

美大の二人

女嫌いで嫌味で顔がいい会社員のアキトと

木目に劣情を抱くコミュ障版画家のハル

何を言わずとも分かる間柄

1冊完結の日々の積み重ね

4コマのスタイルが良く合ってる、さすがむんこ先生




ひとまず以上34

読み返す時間は楽しいもんです。


H30110月の国内新刊分)

資金繰り予定表に記載あり:266

資金繰り予定表に記載もれ:59

店頭、知人、twitter等より:121

合計:446